給排水衛生設備工事
人々が生活する上で必要不可欠な水。その水を衛生的かつ安全に安心にして良好な状態を保ち供給し、衛生的に排水処理をする、それが給排水衛生設備です。
消火設備工事
消防法や建築基準法等の関係法規に基づき、初期消火や延焼を防ぐための、建物においては重要な設備です。主に、屋内消火栓・スプリンクラー・消火器・火災報知器などを指し示します。
空調設備工事
室内の換気や温度や湿度、空気清浄等を調整する設備の総称で、人が快適に過ごし、また商品や機器等が維持・管理するために必要不可欠な設備です。空気調和設備とも呼ばれております。
機械設備配管工事
上水道施設の配管や、建物における湧水ポンプや冷温水配管や蒸気配管等、設置された機器を正常に作動させる為に必要な配管システムを指し示します。
住宅設備工事
キッチン・バスルーム・トイレ・ルームエアコン・給湯器等をはじめとする、住宅における、日々の暮らしに不可欠な設備工事となります。
壁や梁の躯体において、のちに配管を通すために必要な貫通用のパイプを、コンクリート打設前に設置します。
無数に設置するスリーブは、縦横無尽に配管が緻密に展開するため、上下左右共に少しのズレも許されません。(許容範囲±10mm程度)
地面より切り下げた状態の「地中梁」とされる箇所
躯体の強度確保の為に補強筋を必要数取付ます
梁スリーブ (横方向の貫通目的です)
床スリーブ (縦方向の貫通目的です)
当たり前のように水が出て、また当たり前のように排水される。そんな当たり前を支える超重要な設備配管。
設備工事が「静脈・動脈」だと言われる由縁です。
ピットと言われる最下層階での排水配管工事
落差にて自然と流れ、残留せずに排出さるよう、適正な勾配で施工します。
地上高+5mでの天井配管
作業床が上下に昇降する高所作業車に乗車して施工します。
分譲マンション専有部 (コロガシ配管)
次工程の内装工事前に、間仕切壁などを避けながら、大まかな配管をしておきます。
男子用共同トイレ (巻出し配管)
最終的には衛生器具が取付られるため、仕上がり壁から水栓口や排水口を定位置に取り出し、壁内に配管を仕込む作業となります。
管理目的の機械室など、関係者以外は立ち入り制限された場所であるので、そのままの状態でお客様にお引渡しとなります。また、場所によっては、敢えて見せる配管として仕上げたりする場合もございます。
人の目に触れるからこそ、職人の技量が試される配管でもあります。
屋上 給湯(往・還)配管 (管種:HTLP ネジ接合)
機械室 循環配管 (管種:HIVP 接着接合)
屋外 直結式加圧ポンプ 給水配管 (管種:PE管 EF接合)
パイプシャフト内 給水配管 (管種:ステンレス薄肉管 拡管式接合)
配管後は土中に埋めてしまうからこそ、失敗が許されないため、無意識に集中力が高まります。
一般住宅 汚水埋設配管
小学校給食室 給水・給湯・雑排水土間配管
いよいよ最後の仕上げ。 衛生器具取付後はこれまでの苦労が報われた気がする瞬間でもあり、達成感もこみ上げてきます。
多目的トイレ
手洗器下 キャビネット内 電気温水器廻り
ほんの一例ですが、上記の通り、多種多様な作業内容と、配管作業のみですら多種多様な接合方法が存在し、その場面や状況に順応できるよう、衛生設備工事業は建設業界においてトップクラスで道具を要する業種であります。
一日の締め括りはやはり整理整頓!
翌朝からまた気持ち良く作業に入るために不可欠なルーティンです。
良い仕事には良い道具。それが良い職人。
毎日使うモノだからこそ、道具は大事にすべきですよね。
着工~竣工までの環境保全に対する意識
地球温暖化防止や建設業イメージアップに積極的に取り組むための4大テーマ
1.その製造過程から廃棄に至るまでの工程を把握し、環境に配慮した製品やサービスの選定をしております。
2.こまめな節電や節水。限りある資源を大切にしております。
3.大気・土壌・水質汚染の防止。フロンや廃油、産業廃棄物等は適切に分別し、指定業者にて委託処分しております。
4.不必要な騒音を規制し、周辺近隣の皆様への暮らしの配慮をしております。